彦根から帰ってきちゃいました  Part1   日誌に戻る


5月25日、宗務所の会合が彦根で行われました。
ちょうど「最近、チャリで長距離乗ってないな〜」とおもってた矢先だったので
これ幸いとばかりに、彦根から家までチャリンコで帰ってきちゃいました。

行きは会議に使う資料やら着替えの問題があるので、先輩の車に乗っけてってもらうことしました

最初の問題はルート設定をどうするか。
まずはルート設定をしなくちゃね
どうやら地図を開いてみるとふたつのコースが取れそうです

関が原ルート

ちょっとまわり道になっちゃうけど国道21号を使って関が原〜大垣に抜け、大垣から長良川沿いに南下して木曽三川公園で休憩して
さらに南下して国道1号にはいって熱田神宮まで行き、後は適当に南に走れば家に着いてしまう
ちょっと遠回りだけど以前に車で通ったことある道なので、距離は長いけど気持ち的には楽なコース

鞍掛越えルート

関が原ルートとは対照的に鈴鹿山脈を迂回せず、国道306号を使って鞍掛峠?を越えて三重県いなべ市に入り、
多度山を左手に見ながら愛知県に入って木曽三川公園で休憩します。
後は国道1号を使ってうちまで帰るのは関が原ルートと一緒ね。
こっちのルートは関が原ルートよりは距離は短いけど、今まで通ったことのない初体験の道を使って峠越えです


で、迷ったあげく、なんとなく「峠越え」という言葉に惹かれて鞍掛ルートを選択しました。
あとであんなに怖い思いをするとは露とも知らずに・・・
そんなわけで、今回は鈴鹿山脈越えを中心に、ヘタレっぷりをレポートしちゃいます。

朝は8時半の出発です。
今回の彦根のお宿はこちら(勝手にリンク貼っちゃいます。)
仲居さんからの暖かい応援のお言葉と、敬愛する先輩方の生暖かい眼差しに見送られ、いざ知多へ!!

天気は快晴、JRと近江鉄道の跨線橋、国道8号交差点を越えて306号を進みます。
かる〜くアップダウンとカーブを繰り返しながら多賀大社前に出ると、
コンビニがあったので補給食にあんぱんとミニ羊羹を購入して
20分ほど走るとすぐにゆるい登りが始まります。


「まぁ、登りっていってもこんなもんでしょ?」
「あと30分くらい登んなきゃいけないかな?」

この時点で
かる〜く考えてました・・・
山、なめてました・・・
この後、泣きをみることになろうとは・・・

さらに15分ほど登って行くと前方になにやら見えてきました



トンネルですか?
っていうかなんですか、この絵は?

そんなツッコミを独りで入れつつトンネルに突入します。。。。
当たり前ですが中は真っ暗闇です。
ひょっとしたら出口なんてないんじゃないのか?と思えてくるぐらい長いトンネルです
しかも聞こえてくるのはチャリンコのチェーンのこすれる音だけ・・・


チャラチャラ・・・

チャラチャラ・・・





怖すぎます!!


人知れず、真昼間なのに暗闇の恐怖におののきながらも
なんとか佐目トンネルの脱出に成功し(ただ通っただけじゃん!というツッコミはなしです)
さらに登りは続きます



「あぁ、なんて好いお天気。でも涼しいな」
そんなことを考えていると、あることに気付いてしまいました。

ひだりっ側が、すっごい崖なんですけど・・・



自分が高所恐怖症だったことを思い出してしまい、一気に心拍数アップ!つられて呼吸も乱れてきてしまいました。

さすがにこんだけ登ってくると、脚にも乳酸溜まりまくりでペダルに力が入りません
もうチャリ降りて押して歩いちゃおうかな・・・
根拠のない自信がガラガラと音を立てて崩れ始め、
次のコーナーを曲がったら押して歩こうと「ヘタレの神様」が降臨しはじめたその時、



峠の頂上にあたる鞍掛トンネルが見えてきました。
このトンネルは入る前から出口が見えてるくらいの短かったので、
ここで一気にラストスパートです!!
といきたい所ですが、よくよく考えてみると全行程の1/3も消化していないことに気付いてしまったので冷静に通過しました。



しかもうれしいことにここから三重県です。
ここで小休止をいれてミニ羊羹を食べました。
この時のミニ羊羹は、呑み込むのが惜しいぐらいに美味かった。

国道306号の山間部の地図はこちらです。(ちょっと重いので気合で見てね)

パート2につづく・・・